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反応してその先を想像し行動する [仕事]

2011.11.14 本日の東京は晴れ
週末から良い天気に恵まれている。
会社の喫煙所の脇には、シクラメン等の花が咲き、
邪険に扱われる喫煙者の荒んだ心を癒してくれる。
掃除婦の方が育てているのだが、見事に育てて花を咲かせるのには尊敬する。

世の中の景気に関係なく、あらゆるシステム開発案件が飛び込んでくる。
その日に出来ることから、中長期の見当を余儀なくされること、様々だ。
あらゆる案件は、あるものは相談であり、あるものは検討であり、あるものは見積りと、
フェーズの足並みが揃っていない。(当然だが・・・)

各々について可能の限り瞬時に反応して返答・対処する必要がある。

心がけるのは、常にその先にやらないといけないことを意識することだ。
目の前の事だけるのは、ある意味当たり前である。
その先にある事を想像すること、その想像を膨らませて最良の道を示すのがSEの仕事だ。
私たちにしか出来ないことを仕事の中に織り込んでいかなければならない。
そうしなければ、私達の存在価値は薄く意味のないものとなる。
要は、誰がやっても一緒なら、価格の安い人が最良となる。

我々だから・・・と顧客に認識させ、言わしめ、感謝され、頼りにされる存在を目指せ。
これは部下に幾度と無く訴えている。

さらにそれらの立ち居振る舞い・成果を日々積み上げることで、競合他社へ圧倒的な差を作れ。
これも部下に幾度と無く訴えている。

技術は一夜にして他を圧倒するものを提供する。
しかし、信頼等は一夜にして成しえるものではない。

その意味と価値は言葉ではなかなか伝わらず、理解できず、吸収できない。
だから日々訴える。

私が”こいつはできる”と認識できるまで続ける。
いつも”もういいだろう”という気持ちがこみ上げてくるが、”まだまだ”とねじ伏せている。
ある意味、自分との戦いだ。

私たちはシステム開発という仕事に日々努めている。
仕様書があってPGを組み上げる。
一見、クリアーな仕事に思えるが、とんでもない。

根も葉もない、思いつきのような要請に付き合うことが山ほどある。
種だけ渡されて、大木にしろといわれるようなことははいて捨てる程ある。

やる・やらない・できる・できない・売れる・売れない・・・
どんなに残念な発想も受け止めて、見事に捌き処理していく。

賛否両論あるだろうが、それが私たちの仕事である。
競合他社が逃げる案件も弊社に任せれば何とかなる。
そう思わせ、そうさせて、結果見事に処理していく。

どんなに美しい理論・どんなに美しい設計・どんなに美しいプログラムが組める力量があって、
仕事の中でその力量を発揮しなければ、その力量の価値はない。
仕事の中でその力量を発揮しなければ、そんな奴の意見は聞いてはあげるけど評価はしない。

自分で動き、成果をださない奴はその程度の扱いだ。(基本的に・・・)

人から評価されて信頼を得なければ、なにも任されない。
その意味を知り行動するものから、重要案件は任される。
そして成果を出して初めて次がある。

この物事の回転を知って進む人は、どんどん成長していく。

人の成長度合いは様々・・・早熟から晩成までいろいろです。
いろいろだから、良いのだし、組織は成り立つ。

均一な性格はつまらない、どこかとんがっていて、基礎もある。
みんなにはそんな歌舞伎者であってほしい。
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心をこめて [仕事]

2011.10.20
本日の東京はくもり。
システム化・改修案件は後を絶たない。
さまざまな想いを抱えてユーザーが相談してくる。
ざわつく心のなかの嫌な感じを隠しつつ対峙する。
部下も様々に落ち着かない。
こんな日は、僕はしずかにしている。
下手に動くと言いことはない、しずかに時を流すことを心がける。
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再始動 [責務]

2011.10.12 
本日の東京は晴れ。
ビジネスカジュアル期間も終わった。
どこか秋の涼しさが漂い始めたが、近所の雑木林ではまだ台風12号の爪痕が生々しく、
数十年・・・いや・・・百年以上を生きた倒木がそのままになっている。
自然の力を身近に感じながら、東北の皆さんを想います。
避難所がすべて閉鎖されたとのニュースを聞いて、彼らの今後の生活はどうなるんだろう?
年金の支払い年齢がさらに引き上げられるとの内容を耳にして、
やはり私たちには支払われないだろうな・・・と想う。
それでも、いまの日本を・・・この環境を与え維持してくれた方々を支えるという観点で、
僕は年金を納めていく。先にも述べたが、僕たちが年金を手にすることはたぶんない。
しかし、それがある意味感謝の気持ちと前向きに思えばどうということではない。
現に、私の両親は年金を手にしている。両親を養っていると考え方をかえれば、
なおさらどうってことはない。

さて、最近ご無沙汰だったブログを再始動する。
どこか、自分自身に怠けが漂い始めたので、喝を入れる意味で始める。
正直言えば、いいわけがよくでるようになったのがいやなのだ。

このブログを読めば、過去に難題へ果敢に飛びこんだ自分に会うことができる。
そんな自分に今を照らし合わせ、恥ずかしくない自分でなければと戒めいようと想うのだ。

僕にも弱い部分があり、誰にも負けない部分がある。
きっとだれもがそうなんだろうが、両方抱えて進め。そう自分を鼓舞する。
40歳を過ぎた。

先週末、あまり仕事のことは話さない寡黙な父に、
「40歳を過ぎたのだから会社と世の中に、全力で恩を返さないと駄目だぞ」と言われた。

なんかその言葉は抵抗感なく体の中にするっと入った。
その年齢にしかわからない、受け入れらない言葉があるんだと知った。

僕が目指すもの、組織が目指すもの、地域が国が目指すもの、
それぞれを達成る為に、各々が成さねばならぬことがある。
それがいったいなんなのか?
一人でやるべきことと協力してしかできないことがある。
その一つ一つを、正確に緻密に・・・ときに過激にときに寡黙に積み上げなければならん。

まっすぐに嘘偽りのなく進めなければならない。

今日を迎えることができない人が世の中にはたくさんいる事実。
全部ひっくるめて進まねばならない。

ときに立ち止まりもしよう、悩みもしよう、泣いたって構わない。
それでも先に進めとこみ上げてくる。

進もう、それがすべての行いにつながるのだから。
道端にひっそりとけなげにも咲く花に負けないように。
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気付き [職場]

2011.10.07 晴れ
客先での常駐支援・・・
各メンバーが相対する顧客・業務・システム・作業と、その範囲異なる。
各々が成すべき事として自社から定められ、顧客から求められる事がある。
そして、己自身から生まれる想い。
周囲からの様々な指摘・アドバイス・相談事・・・・。

きっと誰もが交錯している・・・それでも誰もが今日を耐えて明日へつなげている。

私だって人であるから沸々と様々な気付きが沸いてくる。
正直言えば、どれもが前向きなわけではない。
中にはドロドロとしたものもある。

私が抱える物は、以前上司だった人達が抱えていたのだろうか?
そう考えると、私はずいぶん生意気だった。
本当にそう思う。

だから、いま気にかけて心配している2人の部下はそっとしておいて、
彼らが成すままに任せることにした。

放置するわけではない、もちろん適時の報告はさせる。
それでも、なにか起きたらその時なんとかすればいい。

数式や理論では解き明かせない、予想も想像もつかないことが起きるのが世の中。

それでも最大限に気を配りる。
心を鍛える。

20代に身につける必要な事ははたくさんある。
残念だが私は全てを彼らに提供できない。

あえて与えてあげられるのは、この想いだけだ。
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リーダー [仕事]

2011.09.12

3.11から半年が過ぎた。
総括すれば、「成すべき事が出来ていない」となるだろう。
個々の働きを評価するのではない、組織的な活動結果に対しての総括だ。

亡くなった方・行方不明の方がたくさんいる。
住むべき場所が放射能汚染のために奪われた方もいる。
徐々に「生きる」ことへの活力が奪われているのでは無いだろうか?

私に出来ることは、今のビジネスを支え発展させて、少しでも経済をまわすことだ。
しっかりと納税して、この国を支えることだ。

政も官も不甲斐ないが、そうしてしまった責任の一端が
間違いなく私たちにもあるのだから仕方がない。

この不甲斐なさを受入れて先に進むほか道は無い。

そこかしこに不在なリーダー。
無いなら育てるほか無いし、いるなら他からあてるだけだ。

物事はシンプルに扱い、判断を高速にして、物事の回転を加速させるほか無い。
思考停止はなにも生み出さないし、解決しない。

これは会社組織でも同じである。
うだうだしている幹部なら、引きずりおろして己が上れ。
野心だろうがなんだろうがかまわないのだ、いいたい奴には言わせておけ。
上に立つ覚悟がなによりも今もとめられる。
能力はあれば越したことが無いが、優先順位はその場の局面で異なる。

私の立場で言えば、上にはまだたくさん人がいる。
役に立たないと思う人も中にはいる。
その上役をうまく使い倒してなんぼだろう?と私は思っている。

「あれをやってくれない」とか「わかってくれない」とか、そこかしこで聞こえてくるが、
そういったコメントを聞くと正直腹の中で笑ってしまうし、もしそれを部下が言うのであればそのままにする。

そういった人は、その段階で思考停止だからだ。
私から言わせれば、そこまでわかっているのなら「だから・・・こうします」と言ってしまえだ。

最後の最後で面倒とするから、何時までたっても物事が解決しない。
ほかでもない自分自身が大変になるのだ。

なので、最近私の部下は愚痴らなくなってきてしまい、
「なので・・・こうしていきます」と言う様になってしまった。

先を見据えるようになってきて、頼もしいのだがある意味つまらん。

さらに「じゃあこれは?」と問いをなげても・・・
「いつまでに答えを出します」とすぐさま切り返してくる。

なんか かわいくない。

ただお客様からは、高評価を頂いているので、ま・・・いいか。

各々が抱える分野は異なる。
そのなかで中核を成す存在として成長している者が増えてきた。
まだ成長半ばの部下は、遅れまいとして必死だ。
中途半端な考えを吐こうものなら、私が言うまでもなくトップ集団に叩きのめされる。

・・・私の出る幕が少なくなってきた。
なので、いままで心のギアをセカンドにおいてきた気持ちを、
トップ集団だけにはトップで扱うこととした。

それも 今日から・・・。

求めることは簡単である。

「利益をだせ」である。

これまであらゆる局面で自由に作業をこなしてきた彼ら・・・
時間だって自由だ。(残業もOK)

これに、「利益」を求めると、恐ろしいほどの足かせが付いてくるのだ。

さて、どう対処するのか? もがき苦しむだろうが、これも試練だ。

最後の最後は私が何とかするが、言わずとも彼らはわかっている。
なので優しいことは言わない。

解ってない子達には優しくする・・・でも彼らも優しくされるのを嫌がるようになってきた。
優しくされることの意味をだんだん感じてきたからなのかもしれない。

今年もあと4ヶ月を切りました。
頑張りましょう!

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人との係わり [仕事]

2011.08.20
約2ヶ月ぶりの書き込みとなる
部下が増えて、1人が鬱になり6人が懸命に働き、他拠点の案件が大火事となって、
大火事の終息と7人の部下の管理等々・・・気の休まる時間が取れず、
ブログからも遠のく結果となった。
この程度のことでこんなになってしまう自分はまだまだ・・・だなと思う。
夏休みが終わってあれこれあったごたごたも一段落着いた。

ま・・・そんなわけで、振り返れば大変な日々であった。

世の中は相変わらずで、なんら目的も意味もはっきりしないことでごたごたしている。

そんな世の中をよそに、自分は高見を目指すしかないと思う今日この頃でもある。

人はそれぞれに性格を持ち、各々の感情とをひっくるめて生活する。
すべての足並みがそろうわけでもない。
意識も合わない。
どこかで各々が適当なところで折り合いを付け進むしかない。

わかっているのだが、少々歯がゆくもある。

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第二の被爆 [生活]

2011.06.17
60数余年前、日本は2発の原子爆弾を投下され、
終戦への決定打を浴びた。
犠牲は計り知れなく、大きな爪あとを残した。

今、形を変えて第二の原子力による被害を起こした。
これは、東北大震災により」引き起こされた被害だが、
想像を絶する状況が現地では起きている。

皮肉にも、日本最大級の電気会社が抱える
原子力発電所であっただけに、様々な形で日本を揺さぶっている。

始末に悪いのは、これを終息へ向かわせる行政と政治家と
当事者である東京電力上層部による問題解決力・情報処理能力の
低さだろう。

マスメディアは東京電力マネーですっかり押さえ込まれており、期待するに値しない。

幸いにいて時代は進み、国民個人の情報発信力が発達しているので、
マスメディアよりもよっぽど信頼性の高い情報が出ている。

まあデマも多いが、東京電力マネーで散々潤ってきたマスネディアのプロパガンダよりも
ぜんぜんましである。

いま不幸なのは当然被災者であるが、必死に原子炉修復に励む方々も同様だ。
設計もとの日立や東芝の支援は受けているのだろうか?
聞くところでは、築40年を越えた原子力発電の設計者は、とうに70歳を越えているらしい。
しかし、彼らが必要なら聞くしかない。

柔軟で早い判断と行動力が必要なのだが・・・
先に挙げた権利を有する方々にそれを求めるのは困難なのだろう。
だれも悪者にはなりたくない・・・なにをしても非難を浴びるなら・・・様々な思いがわくのだろう。

それはそれで、それなりの人間ならその気持ちもわからなくもない。

ただ、なってしまった以上やるしかない。できないならその場を去れ。である。

正しい表現で無いかもしれないが、日本は終戦後の急成長後バブルがはじけて
長期な景気低迷を歩んできた。

誰もがどんよりとした雲の中を歩んでいるような、そんな感じだ。
これまでも様々な出来事があったが、今回ほどではない。

まさに日本史上最大級の災害で、誰もが目を覚ました感がある。

これを機に、良かれ悪しかれ世の中が動き出すことは間違いない。

超低景気を忘れさせ、なにかを始めなければ、もっと早く正確に処理しなければ、
誰もが何かに突き動かされている感じだ。
あれが駄目と言うのもいいが、自分が行動しなければどうにもならない。

皮肉にも、二回目の被爆がどうしようもない日本を揺り起こした。
これは好機だ。

好機は生かさねばならない。
誰もが幸せにはなれないかもしれない。
それでも、この国で生きるしかないのだから覚悟しなければならない。

生きる ということの真理のかけらがそこにある。

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重圧 [仕事]

2011.06.11
しばらくぶりの書き込みです。
会社のPCからは閲覧のみにすると決めたのと、
よく通っていたマンガ喫茶が移転してしまったことで、
更新頻度は劇的に落ち込んでしまった。
ま・・・自分で決めたことと世の中の流れで店が無くなってしまったから
致し方ない。

本題を戻す。

これまで、常に役員が傍にいる・・・そんな状況で仕事を任されてきた。
それだけにものすごく仕事に専念できていた。
部下の育成もそこそこはこなしてきたが、
そんなに強烈に専念するほどではないと自分では思っていた。

しかし、世の中はそんな環境をそう長くは与えてくれないらしい。

私のそばにどかっと座っていた役員は、自社に戻ることになった。
要所要所を的確に判断されていた。
自社と顧客と協業・競業他社・・・さらには世の中といった、
仕事と世の中とのバランス感覚は絶妙。
さすが・・・親会社からの天下りで役員になったほとんどの役員と異なり、
唯一生え抜きで役員となった逸材だ。

とにかく思考にブレがない。

このことは昨夜飲みながら役員から話していただいたので、
まだ、私しか知らない。(部下には来週話す)

役員がいなくのなるのは心もとないが、仕方ない。
自分だけでやるしかない・・・そんな気持ちでいた。
そんな思いすら世の中は「甘い」と一笑する。

役員の話はそれだけではなかった。

そのかわり・・・
私は来月から課長代理→上級課長へ昇格し、他部門も面倒をみろというのだ。
正直戸惑いは隠せない。

いっきに20人近い部下持ちとなる。

昨夜は長い夜だった。
いま私の中ではこれまでにない様々なものが制御不能な状態で渦巻いている。
20人近い部下の育成をし、最大限の利益を目指し、お客様はもとより世の中に貢献する。
これが軸だが、いうほどたやすいことではない。

わかっている。

自分を磨き前に進むしかない。
より厳格な自分をもたねばならなくなるだろう。

祖母の声が聞こえる。
「おまえは世の中で起きる大きな出来事に立ち向かう為にこの世に生まれたのだ」
「ひるむな・おそれるな・かえりみるな・・・立ち向かえ進め」

やるしかない。
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仕事 [仕事]

2011.05.19
昨日からノーネクタイとなって夏目前の感覚。
節電が叫ばれる中で企業内ではマイナス15%への対応が走り出しているころだろう。
すでに、エコロジーへの意識が高い企業は更なるスリム化へ拍車がかかる。
そうでない企業は、どんどん世の中から置いていかれる。
これが、市場の原理である。
しかし、そんな取り残された物事に、天邪鬼な私は興味を抱く。
常に世の中の最先端を走らなくてもいいのではないか?
そんな感覚すら抱く。
引き受けられるリスクは企業によって大小ある。
小さいリスクしか背負えないなら、亀の歩みでいいのだ。
立ち止まることさえしなければいい。思考停止は話にならない。
だから大きな変革は各企業の各部署によって異なっていいのだ。
ワールドワイドになって日本のIS業界は縮小傾向にあるという。
現に世界に打って出る企業は少ない。
それでも世の中はあまり変わらない。
各々がそこそこ努力し成果を出しているからだ。
日本は刻一刻と老人を多く抱える国となり、若者が減少していく。
これは避けられない未来であり、人口統計がそれを証明している。
日本国内のあらゆる市場は縮小する。
あらゆる市場で求められるものはより安価で質の高いものとなる。
10年後世の中は変わる。
そのころ私は50歳だ。
まずは自分自身の人生に10年後のマイルストーン(目標)を設置しなければならない。
あえてここでは書かないがとても重要だ。
この10年、定めた目標に向かって関与する人達を引きずってでも
その高みに登らなければならない。
仕事がその大半を占めるわけだが、それを部下たちに知らしめないといけない。
なんとなく過ごす人生と、明確なビジョンを意識して目標に向かって歩む人生。
社会人となり様々な仕事に従事するわけだが、そこに明確なビジョンがなければ
とてももったいないと思う。
自分の人生(時間)の大半を費やすことに無関心ではいられない。
我が子を持った時、我が子に「パパの仕事はなに?」と聞かれて困っているようでは駄目だ。
そして、仕事とはなんなのか?子供にもわかるように説明できないようでは駄目だ。

それぞれに与えられた役目がある。それが仕事だ。
それは誰にでもできることかもしれない。
しかし、今この世界で唯一担っているのは自分である。
いいかげんに対応するのも、そうでなく誇りと責任感をを持って務め対応するのも、自分次第だ。
ときとして誰かに頼るのは仕方がない、誰かのせいにするのはおかしい。
新人であろうが、給与を得ている以上はプロフェッショナルなのだ。
相応の労働要求されるのは当然だ。
いつまでも無能な新人感覚では駄目だ。
自分自身に、自分自身の人生にこうあるべきとの哲学がないやつはいずれ頓挫する。
その場しのぎのメッキは容易にはがれる。
世の中は仕事はそんなに甘くない。

先をひた走る私たちは、どんなに残念な奴でも、
それを教えても理解できない奴でも、
愚痴を溢しながらでも彼らを引きずり倒してでも、
いっぱしの仕事人間にしなければならない。

これは諸先輩方が、どうしようもない私たちを強烈なストレスを抱えながら
時間と格闘し我慢しここまで育て頂いたことへの償いでもある。
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チーム [仕事]

2011.05.16
5月も半ばを過ぎた。
被災地に向けた復興のビジョンが見えない。
おのおの活動はしているのだろうが、この不快感はなんなんだろう?
人の関心はそう長くは続かない(私含め)
放射能汚染にも関心が鈍い。
日本人の無関心さは戦後60年以上経過したときの中で、
筋金入りとなったのかもしれない。

私の所属する組織も例外ではない。
 「自分さえ良ければそれでいいじゃない」
 「余計なお世話はしない方がよい」
そんな輩が急増中である。
自分がその立場になったらどうする?そんな考えが皆無なのだ。
考えるだけ無駄・・・そんな思考が横行している。

呆れるのを通り越して恐ろしくなる。
幸いなのは、私の部下にそんな輩が少ないことだ。
2人程・・・残念な部下がいる。
この2人を再教育しなければならないが、周りのメンバーの動きをみてから考えようと思っている。
なぜなら、彼らがこの新参者の2人を放置するわけがないと思うからだ。

現に本日の会議でひと騒ぎあった。
ある検査を受けるにあたり、私が注意事項を伝えた。
聞き流す2人を他のメンバーが見逃さなかった。
私はそのまま眺めていた。

議論が落ち着くのをひたすらまった。
既存のメンバーにはこの1年近く、課題に対しての思考を指南してきた。
その成果が徐々にだが表れてきた。
私がなにを欲しているのか?新参メンバーにはわからない。
既存のメンバーがそれを教えようとしている。
どこか感情的だから新参メンバーは受け入れがたいのだ。

思考を相手に受け入れやすいように伝えるのは難しい。
こればかりは経験しかない。試行錯誤するしかない。
弊社にはこういったヒューマンスキルを磨く場が乏しい。
システム開発ばかりではなかなかそういった場に出くわさないのかもしれない。

だからあえてそういった課題を会議の場に転がしておく。
誰かが気付き拾い上げどう処理するか考えて行動するまで・・・。

忍耐がいる。
自分で処理してしまえばなんのことはない。
ストレスがたまる・・・でも耐える。

私の上司たちもこんな辛さを抱えていたのだろう。
次は私の番だ。

そう自分に言い聞かせるしかない。
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