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プロパガンダに毒され惑わされてはいけない [環境]

2011.04.27

国の権力を司る者達はしがらみに弱い。
まあ、権力者たる者はだれでも次回も権力を握りたいから当然だ。

本当は、そんなものは無視して突っ走ればいいのだが、
そんな勇気もないのだろう。

しかし、もっとも腐った連中といえば、この文章を書く私達である。
この腐臭を放つ方々に権力を持たせて、国の舵取りを任せているのですから・・・

私達は、なんてもおめでたい連中なんだ・・・本当にだらしがない。

話を変えよう。

ソフトバンクの孫正義社長は「自然エネルギー財団」を近く創設する。

なぜ彼がそんな火中の栗を取るような所業に出るか?

それは、この国のエネルギー産業は腐っていて、
始末の悪いことに国家と行政とメディアの3者ぐるみで
一にも二にも金・金・金・・・で繋がっていて、この国の未来に無責任だからだ。

具体的に述べれば、
東京電力は国民を不安にさせないために誰もが納得する情報を開示する義務がある。
だが過去の度重なる「事故隠し」「データ改ざん」が象徴するように、
東電は事実を表に出さないことを“モットー”として、そのモットーを金の力で押し通す。

多額の広告費や接待で飼いならされた記者クラブメディア(新聞・テレビ)は、
東電の隠ぺいに手を貸してきた。

自民党は電気事業連合会の言いなり。
民主党は電力総連に骨抜き。

メディアは先にも述べたように電力会社から広告漬けでまともに機能せず。

以前、原発に反対していた佐藤栄佐久・前福島県知事。
佐藤前知事の逮捕容疑は収賄だが、
佐藤氏自身「原発反対も逮捕理由のひとつ」(18日、日本外国特派員協会)と捉えている。

権力者は、邪魔者と判断したら知事であっても容赦なく消す。

既得権益を脅かす存在に、政権、霞が関、記者クラブメディアが立ちはだかる。
そして、諦めない者には容赦なくその牙をたてて、葬り去る。

孫氏(ソフトバンクグループ)も同様の扱うを受けるのではなかろうか?
私の心配は尽きない。

具体的に言えば・・・
政権はあらゆる規制を駆使して自然エネルギーの普及を妨害してくるだろう。
マスコミは孫氏を絡めてネガティブキャンペーンを張ってくるだろう。

確かに自然エネルギーの普及にはいくつもの課題はある、
だが原子力と比べたらどうだろう?

記者クラブ連中の手にかかれば、ネガティブキャンペーンなどお手の物だろう。

だが、現代社会では、インターネットを通じて精度の高い情報がSNS等で頻繁に発信される。
私のブログだって一切の規制は掛からず、百数十人の読者に届くはずだ。

百数十人と少ない読者であるがゼロよりかはましだ。
だから発信する。

プロパガンダに毒され惑わされてはいけない。
なにが正しいのか?

ネットを飛び交う同朋諸君よ、自分自身の判断で声を出そう。

PS
ユニセフに集まった数千億の義援金はどうなったんでしょうね?
みんなの関心が薄れてしまうまで待ってるのかな?
もしそんなことが本当だったら、本当に「ユ偽フ」だよね。

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メディアのペン先 [仕事]

2011.04.26
東京は晴天です 少々花粉の飛散が多いような気がしますが・・・

3.11から1ヶ月以上が経過し、
これまで各局報道で大々的に報道してきたものが廃れてきた

原発はいまだ治まらず、東京電力の対応は緩慢化している。
本日の報道では、社員の給与や役員報酬をいくらかカットするとの発表があった

この間に政府と省庁はなにをしているのだろうか?
震災特需と捕らえて税金を上げる?電気料金を引き上げる相談か?
はたまた東京電力の国営化回避の策略を練っているのか?

いぞれにしても、被災地復興へのプランはいまだ見えない。
これが、国家最高機関の姿なのだ。(なんとも情けない)

しかし、一番軟弱なのは報道機関である。

「ペンは剣よりもつよし」

はたして何人の報道マンがこの言葉に正面から向き合えるのか?
往々にして、スポンサーの声に従うがよろしく報道内容にその意思を織り込んでいる。

インターネットが普及し情報インフラが整うわが国では、もう情報規制は不可能だ。
誰かが捕らえた1枚の写真が、怠慢な報道マンの偽りを叩き壊す。

それを知りつつも・・・今だ戦う報道番組を提供できないでいる。

「いったいなにをしているのか?」

メディアのペン先は、真実に向かわなければならない。
それが出来ないなら、報道社などただの拡声器でしかない。
正直に勇気を持っていえば、結果の伴わない局はいらない。

彼らの無関心な質問は、迷惑でしかない。

海外のメディアのほうがよっぽど信頼性が高い。

日本の公用語が英語であったなら、まず不要となるのがメジャーな日本の新聞社だ。
海外メディア報道のほうがよっぽど斬新で、しがらみも無い情報を提供している。

日本の報道に陰りが見える。
本来成すべきことが見えていないのではないか?

ツイッター や インターネットで自由に流れる情報の方が、鮮度がよく信頼がたかい。
高い報酬を得て、なにをしているのか?情けなくはないか?

自分たちはなにを顧客に提供すべきなのか?しっかり考えて行動したらどうか?
どこか、言われたからやる・・・そんな気持ちで活動をしていないか?
君自身はなにをその写真や文章から伝えたいのか?

生きる為に一生懸命な方々に、はずかしくない全力をだして今そのペンを握っているのか?

組織は、右から左とは変わらない。
変わるには、まじ己が変わることだ。
どう変わればよいのかは、己自身の中に答えがある。

思考停止になるくらいなら体を動かせ!汗をかけ!情報は取りに行け!

やるべきことは、どの業界も基本は同じだ。

言い訳は聞かない。結果を示せ!それが己の存在意義だ。
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今年で17歳 [家族]

2011.04.21
このブログにもたびたび登場する愛犬:サクラ
今年の10月で17歳になる。
動物病院の先生も驚愕するその生命力。
人間の年齢ではもう90歳近い?
さすがに今年に入ると起きている時間よりも寝ている時間の方が長い
確実に伏せている時間が長くなった
下半身が弱り始めているのが日に日に明らかだと見てとれる
それでも彼女はふらつきながらも一人で立ち、歩き、排泄は外で処理する
段差があって大変だろうと思い抱き上げようとすると唸る
結局這い上がるように自分で登っていく・・・なんなんだこの拘り
彼女が愛するのは言わずと知れて、息子の大吾君。
次が父→妻→母の順で・・・私は近所のおばさん連中と同じくらいらしい(妻の評価)

息子が小学校から帰り「ただいまー」と叫ぶと
ずっこけながらも立ち上がり玄関までヨタヨタと歓迎に向かう。

先週の日曜日、妻が試しにやってみなと言うので、私が息子の声色を真似て同じことをしてみた。
歓迎しに来たのはいいのだが・・・彼女は私を眼中に入れずキョロキョロ???
息子を探しているのだ。

妻は大爆笑!私はそこで彼女の中の自分の地位を認識しました。
本当に自分は彼女の中で注目に値しないということを・・・でもいいのです。

彼女は、
「毎年、今年越えたらすごいです」と獣医に言われても、
その悲しい宣告を5年近く見事に跳ね返し、
「今年も乗り越えたわよ」と言わんばかりに毎年の検診に向かう。
若いころは大嫌いだった検診も最近は観念したのか?開き直ったのか?
検診中は「早く終われ!」と言うように唸り、そして獣医を睨む。
しかし、息子が同行してそばにいるから下手な姿は晒さない。

なんとも気難しい女性である。

小学校最高学歴となった息子は、最近彼女の近くで胡坐をかき本を読み、テレビを見る。
彼女は当然のように息子に寄りかかる

「命がけの無償の愛」・・・さすがに妻もこれには脱帽らしい。

息子は彼女を 時々 おねえちゃん と呼ぶ。

これを聞くと ドキツとする。
世間一般的に、彼女は愛犬である。
しかし、
息子からすれば自分が生まれる前から彼女は我が家にいて、共に成長した。
そういった境遇で過した時、どんな存在であるのか?

私には理解しえない感情や存在感があるのだろう

18年目を迎えられるのか?神のみぞしるわけだが、ぜひとも迎えたい。

ただその日その日を積み重ね、生きるだけよ

彼女が言葉をはなしたら言うのだろう

私もその意見には激しく同意だ
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だれがたいせつなのか? [環境]

2011.04.11
今日も様々な出来事がありました。
やはりメインはいまだに収まらない原子力発電所ですね。
それから余震の数々・・・。
なにより被災して生活もおぼつかない17万人の同胞。
東京では東京都知事選があって石原さんが再選されました。
日本人は自制心豊かだと言いますが、私は賛成できない事が多いです。
とくに東京の人間は・・・。
地方の皆さんはすばらしい自制をされていてとても頭が下がります。

でも、東京では皆さんのことより電力のことで頭がいっぱいのようです。
たぶん、行政もそうなのではないでしょうか?
東京の人間はあまり信用しない方がいいです。 特に行政にかかわっている方はね。

かたや、メディアの方々もぜんぜん頼りない。
スポンサーを気にするあまりに、たいした報道もできないでいる。

報道とは一体何だったのか? 自局さえよければいい。
自分たちさえ被災しなければという、そんな報道である。

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屈辱的な日々でも

2011.04.06

とうとう原子力の熱を冷ますために浴びせ続けた水が
溜まりに溜まりどうしようもない状態となった。

私達がその全てを任せた者たちは悩みに悩んだのだろうが、
母なる海に、汚染された毒を盛る行為にでた。

私達はこの瞬間に大きな大罪を背負う覚悟をしている。
それはこの毒が、多かれ少なかれの時差はあっても、
間違いなく私達の体に飲食を通して永続的に侵食してくる事。

これは自業自得なのだからまだ良い。

ただ、どうにも耐え難いのは、我が子を含めた子々孫々にまで、
積もりに積もった国債の返済だけでなく、汚染された環境での生活を余儀なくさせてしまうことだ。

当然、近隣他国の方々には自然被害での事と言っても言い訳にもならない。

私は、団塊の世代を親に持つ、第二次ベビーブーマー層を成す。
人を国とするなら、正に今この日本を支えているのは私たちの世代だ。

享年97歳で他界した母方の祖母が言っていた。
「お前の世代がそれだけ多いのは、
それだけの人数で背負い支えなければならない、
それ相応の事が起こるからなのだと・・・」

「現にお前のおじいちゃんである
明治の荒ぶる男達があれだけいたのは、
先の大戦を乗り越えるためだった。」

祖母は、各々が背負う事が必ず先に用意されてあるのだと言っていた。

私達はいま、ありえない恐怖に晒され、終わりが見えない大罪を背負う屈辱的な日々を過ごしている。

しかし、きっと私が大好きだった祖母は笑顔で、

「まだまだ・・・まだまだだよ そんなことは・・・たいしたことではないよ」

と いつもの口癖を言うのだろう。

そしてその声を思い出すたびに思うのだ、
こんなに辛く厳しいのに「まだまだ・・・」と言って生きてみようと思うのだ!

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誇り高き生き様 [環境]

2011.04.04
3.11から1ヶ月が経過しようとしています

残念な行動に出る輩もいます
そんな輩はとても残念な人達なので、然るべき裁きを受けるのだと思う
目先の欲にかられて、瞬間的にかつ少なからずの期間で得る快楽にその身を浸し、
後に延々と訪れる様々な恐れに身を浸す。
なんとも、残念な人たちである。

大半の方々は、延々と受け継いだ誇り高き生き様を見せている。
その誇りを中心に据えて、折れそうな心を支える様は、同朋ながらに頭が下がる。
そして、本当に誇りに思う。

私の祖父母が焼け野原から立ち上がり、両親が発展させた日本で育ち、
「生きる」事に、「命」に、「生き様」に確固たるものが見出せなかった。

正直どこかこれらの事に、不真面目に対処していたように思う。

超特大級の災害に見まわれて、私たちの奥底にあったものが目覚めた感がある。

あえて更に正直に言えば、自分の不真面目さに気が付いたと言おう。

いま、自分自身に成せることは、「誇り高き生き様」を貫くことを求め、自制することだろう。

買占め・・・買い控え・・・そんな残念なメディア情報だけに踊らされない事だ。
たぶん、そんなことはほとんどの同朋が認識しているし、行動に移し、生き抜いている。

私達は国家的所業の源泉である。

今ほど、人が国であることを認識することは無い。
人なくしては何も成しえない。

まだ安心できない状況ではある。

でも、被災して亡くなった人たちが迎えることが出来なかった明日に向かって、
「誇り高き生き様」を旨に一生懸命に歩みだすしかない。

それが、今を生きる私達が最低限成すべきことだ。

「誇り高き生き様」は誰の評価もいらない、偉そうに批判する輩の意見など無視したっていい。
自分自身に問え。

答えは自ずと聞こえ、判断できるはずだ。
自分の心の声は、自分だけに聞こえるのだから。

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明けない明日は無い。


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東京電力、被災者受け入れわずか24世帯

2011.04.04

2011.04.01 05:02 サンスポより
http://www.sanspo.com/shakai/news/110401/sha1104010504014-n1.htm

全国各地で被災者の受け入れが進む中、原発事故の当事者である東京電力が、保養施設や社宅を多数保有するにもかかわらず、わずかな人数しか受け入れていないことが31日までに分かったらしい。

現場で誹謗中傷にも耐え血を吐くような苦しみの中働く社員をよそに、
やけに白髪の老人ばかりが目に付く経営層の判断は・・・。

東電本社では「今後も、弊社施設による被災者の皆さまの受け入れ拡大を検討して参ります」(広報部)
としているが・・・

いったいなにを?いつまで?検討するのだだろう?

あの老人達に判断を委ねるのは、たぶん無理な注文だ。

口先の謝罪では許されない・・・まっとうな日本人であれば解ってもいいはずなのだが?

ん~ なんとも不思議な人たちだ。

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無駄でなんの実りも無い検討は繰り返されて、また1日が始まる・・・


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生きる [生活]

2011.03.22

東北大震災が起きて12日目の朝となる。
ある報道では、この寒さの中を耐え祖母と青年が救助されたとの知らせが流れた。
ある報道では、家族を探しめぐり合う知らせが流れた。
いずれも喜ばしい。

いまだ原発は落ち着かない。
燦燦たる状況は改善されつつも余談は許さない。
風評が流れ、その噂に左右される心理。
極限下の中では致し方ない。

被災された方々に冷静でいろというのが無茶な話である。

僕たちに出来ること・・・と問う言葉が散見されるが、
個人的にはいまさら何を・・・との思いが込上げてくる。

しかし、一方ではここで考え直すことで1人でも多くの国民が、
さらに自分の立ち居振る舞いを正すなら、これも必要なんだろうと感情を宥める。

日本がこれほどまでに「生きる」ということを実感したのは久しぶりなことだろう。
60数余年・・・敗戦でこれほどに無いまでに叩きのめされたあの時以来だろう。

ライフラインのひとつである電気の供給が、これほどまでに生活に支障をきたすとは・・・
原子力発電がこれほど危険な物とは思ってもいなかった。
頭の中では解っていても実感したことはなかった。

理解はしていても、その理論を己で消化し対策をしある程度の現実化をした。
でも・・・あらゆる対策がこんなにも無力で、簡単に崩壊するとは、誰も思わなかった。

自然の猛威とは、超絶なもので、絶対神とも呼べる威力だった

私達は、数万の同朋の命と引き換えに、猛烈な反省を通り越し、
過去先人たちが体験したであろう心境に到達している。

あらゆる意味で私達は静かに怒りの火を心に灯し、
容易に吐き出すことが出来る感情の言葉をかみ殺し、
今成すべきことを猛烈な勢いで考え、行動に移している。

全国民がこれらのことを実施できているか?

答えは、私が述べるのではなく、テレビ画面の向こうで語る偉そうな人たちでもない。
答えは、被災後日本の未来だけが評価し語る。

私は、東京にいて生活してる。
被災された彼らへの思いは忘れていない。
たぶん私達ビジネスパーソンの役目は、これ以上経済を停滞させないことだろう。
こんな状況だからこそ、外貨を稼がなければ・・・救える人が救えなくなる。

この先どんな困難があろうとも、経済の歩みを止める訳にはいかない。
基本的に詳細な指示など必要ない。
思慮して行動に移す術は、国民全員に備わっている。
それだけの教養を持ちえていると自負している。

言葉はより簡素であるほうが伝播しやすい。

あえて言うなれば、「今やるべきことをやり、未来を掴め」である。

みんなで、明日を掴もう。
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どう受け止め進むかだよな [環境]

2011.03.16

地震発生から6日目を迎えた。
誰もが我慢に我慢を重ねた日々はまだ終わらないように思える。
顕著に明るみにでる物事は将来への道しるべとも思える。
たぶん、日本で無ければ現状維持すらままなかったろう。

政治家が官僚が企業人がどうこうではない。
国民1人1人の連携が今を支えている。
全世界の日本に対する賞賛は、被災者をはじめとする国民に向けられている。

いま、さらに核汚染の危機に見舞われてる。
地震・津波・核汚染・・・人類史上初とも言えるこの三重苦。

島国では逃げ場は無い。
電力なくして経済は成り立たない。
食料普及率は3割あるかどうか?・・・季節は冬。
長期の不況。

ネガティブな題材には事欠かない。
これをどう受け止めたらいいのだろう?

他国であれば、この感情は制御しきれないだろう。

しかし、日本は独自の進化でこれを国民レベルで制御している。

私見だが、これまで先祖が経験し積上げ織り込んできた独自文化と教養が
DNAレベルにまで浸透し、今を支えているんだろう。

言い直せば、世界稀に見る覚悟があるのかもしれない。

その覚悟とはなにか?

今後も私達には未曾有の試練が降りかかることは容易に想像できる。
人にもよるが、大半は避けられないことなんだろうと思われ。
それを、自分だけは避けるといった対処をせず、受け入れるってことだと思う。

この覚悟を私は「共有の精神」「私滅の心」と呼ぶ。
いずれも、「共に生きる」となる。

この60数年、ほとんどの日本人の中に眠っていた・・・
「生きたい」という純粋な気持ちが、そこかしこから満ち溢れ吹き出している。

そんな気がしている。(私だけかもしれないが・・・)

今だけに囚われることなく、今を補完しながら全方位に気を配り進む。

そんな進み方が最良だろう。

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こんなにも悲しい時は、やっぱりガッツリ仕事でしょ! [仕事]

2011.03.15

原子力発電所が危機的状況にある。
飛散した核物質は、目に見えない。
沈黙の恐怖。

しかし、こんなことにあたふたしたところで、
被災地の方々に比べたらどうなのよ?となりませんか?

部下もこの数日間で疲弊し、ドロドロだ。

こんなときは、一発パンチの効いた仕事をさせるに限る。
言うなればハンマージョブ(金槌で叩かれるような衝撃のある仕事)である。

部下が従事する部署に3時間をいただけるように手配をすませ。
全員を一同に集めた。
延べ4人。

どれもこれも、腐った魚のような目をしている。

資料を配る。
これは、私がいつか彼らに投げようと少しづつ仕込んだ資料の一部だ。

問題!

とあるPMの悲劇がそこにある。
このPMの身の振り方としてどうあるべきか?を4人で意見をまとめ
400字以内で提示せよ!

なお、発表合わせて所要時間は3時間とする。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

さて・・・部下の反応はいかがか?

全員の目は、さっきまで目を覆っていた白い霞は晴れている。
相当驚愕しているようだ。(衝撃を与えるのに成功!)

「この被災時に」「別の作業があるのに」・・・・etc
まあ、よく瞬時にこれだけの言い訳が出てくる物だと、
一瞬感心したが、すべて切り捨てた。

私の指示は「やれ!」だ。

全員の態度から、「そうでした・・・この人はそうゆう人でした」との諦めが滲み出てくる。
いそいそと検討が始まる。
自然と役割を決め、検討を進める。

私に質問が投げかけられるが、「んーいいんじゃない!」しか答えない。
ある部下は言った「ドラクエの村人みたい」(要は同じせりふしか答えないって奴らしい)

15:00
それなりの発表が成された。

そこからが本番なのだが・・・これは4人の最上位に位置する1人しか気付いていないようだった。
感じた彼は、私の質問がどこから飛んできてもいいように身構えている。
その他は、発表達成に包まれている。

予告も断りも無く、私からマシン銃のように放たれる。
用意できているものは、8割打ち返してくる(まあ合格)
残りの3人は精神的にボロボロ・・・でも頭の中は超スッキリ!

1時間ほどいろいろ話して、各自席に戻した。
誰もが、高い集中力で仕事に励んでいる。

私の狙いどうりに動いて、心地よい。
やっぱり 仕事と人はこうでなくては・・・そう再認識した。
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