SSブログ

就職戦線にも波及 [環境]


金融危機による打撃は就職戦線にも波及しているらしい。
バブル崩壊後の大不況から企業は派遣等を使用して、
企業内スキルの空洞化もかえりみずになんとかここまで息をつないできた。
一息ついた去年から採用の数値も上向いたのに、
ここにきて金融危機による不況の嵐に耐えられるのだろうか?
それでなくともニートやらが市場にあふれているだけに・・・。
中途採用も珍しくない昨今である。

経営的見地から見れば、
わざわざピカピカの一年生を雇用するよりもと誰もが考えてしまうのではないか。

学生側からすれば、
苦労して?(本当に苦労したかどうか定かではないが・・・)大学卒業したのに
なぜ自分だけ・・と思うかもしれない。

バブルを味わい地獄を見た我々からすれば、このくらいはねぇと言えるかもしれない。

社会(世の中)は、本当に生易しい時代を終えてしまったようだ。
縁故など通用しないのである。

実力があっても知識があっても使わなければ意味がなく、
ましてや結果がなければ信用さえされず、使いもされない。
まさに弱肉強食。
弱い者は淘汰されるのはもちろんのことで、
強者であっても怠慢な仕事をすれば一瞬にして消え去ることが
現実に起き始めている。

政府も行政も金融も物流も食品も衣服も住宅も、
メイド イン ジャパン だと信用していた割には、
偽装・虚言・無責任な企業が多い。

就職戦線を戦う彼ら全員に内定通知が届く保証はない。
もしかしたら就職浪人(ニート)になるかもしれない。
準社員からスタートする者もいるだろう。

やもすると、就職などせずに自分たちで起業する剛の者がでるかもしれない。
時代は苦境になればなるほど剛の者が排出されやすい。
私はそこに期待をしている。

なにも、大企業だけが就職先ではない。(現にTOYOTAはかなりの減収だしね)
小さくとも恐ろしいほど実力のある企業は山ほどある。
有能な若者が安い給料で中小企業に就職するだろう。

この才能が中小企業で大爆発するのに、たぶん10年は必要だろう。
私は、不況だと悲しむ一方で、広くばらまかれた小さな芽に大きな期待をしている。
080912_064441.jpg
タグ:就職戦線
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。