勝負は鞘の中で決まる [仕事]
各社において常識とするものは様々だ。
下を見ればきりが無い。
常に上を目指して日々を精進する姿勢が内部統制の極みである。
なにかと事前申請を行い、承認業務を増やす事こそ内部統制強化とする風潮にはうんざりする。
勘違いな内部統制強化を推進して身動きが取れない企業がある。
私が担当することになりそうだから困った。
この企業、それなりに名の通った企業である。
しかし、これがひどい・・・とにかくなにをするにも申請・申請・・・・。
運用が回っているならいいのだが、申請と承認の歯車がかみ合わず、
実担当者は自由に動けない。
しかし処理期限は迫ってくる。
最後の頼みにコンサルへのヘルプなのです。
前任のコンサルは、「コンサルタントはヘルプデスクではない」との姿勢を貫いた。
最終的に損害賠償まで口にだした企業側。
やれやれと付き合ったコンサル側。
最悪な企業関係である。
身内に担当させるのは忍びないので、私に回ってきた構図である。
口にしないが、暗黙での「建て直し指令」なのである。
今日はその作戦を頭の中で何回も組み立てては壊し、組み立てては壊している。
どんな角度での言葉にも即座に対応するためには、頭のなかでこういった模擬戦を幾度と無く繰り返す事が必要だからだ。
夕方からの会議・・・。
相手がどう口火を切るか?それともこちらから口火を切るか? それだけで事態はかなり変ってくるのだ。
最終的な議論の収束先(私は「落とし処」と呼んでいる)は、ぶれることのないようにしなければならない。
そのためには、あらゆる情報が必要になる。
例えば・・・会議がどのような状況で始まるか?(いつ?どこで?誰が参加し?どんな議題で?といった情報)を押さえる。
自分達としてはなにを決めたいのか?期限はいつか?どういった選択肢があり、我々はどれが望ましいのか?
会議の成果は、開催前準備で7割決まる。(前職で痛いほど経験した事だ)
開催時間の5分前には着席し、交渉相手を向かい入れる。
相手先に伺うときも同様だ。
開催前に、会議の主導権を握るためには些細なことでも、相手より先を制する心がけが必要だ。
内勤・外勤関係なく、仕事場は戦場。
ましてや会議となればお客様は当然だが、仲間内であろうとも真剣でのしのぎ場なのである。
先を制した者は有利に事を運ぶことが出来る。
これを失する者は、事を仕損じただけに守勢に回ることになる。(苦しい戦いとなるのは必死だ)
勝負は、刀を抜く前・・・「鞘の中で決まる」のだ。
私からすれば、こういった事は経験からくるもので誰かから教わるものではない。
苦境に立ってはじめて理解するのだ。
そういった意味では、前職で内部の会議で先輩や上司にボコボコにされたのは、感謝感謝である。
やはり、こういったことは失って初めてわかるものなのです。
当時は本当に恨みましたからね^^;先輩スイマセン
さて、そんなもの思いにふけりながら、脳内では模擬戦が展開されています。
戦況はかなり厳しいものになりそうです。
ですが、この会議だけが戦場ではありません。
長い長いお付き合いとなるわけですから、極端な展開は逆効果です。
少しづつ修正し、よりよい関係構築が必要です。
のらりくらり戦法で、要所要所を押さえるつもりで挑む事としました。
お客様がどこで噛み付いてくるのかがポイントです。
要所はお客様のための判断であることをいかにしてご理解して頂くか?である。
時間をかけて専心誠意尽くす姿勢を見せる。
でも基本はビジネスライクに!馴れ合いはしません。 これが最重要。
飴と鞭の使い分けですね。
頑張ります。
下を見ればきりが無い。
常に上を目指して日々を精進する姿勢が内部統制の極みである。
なにかと事前申請を行い、承認業務を増やす事こそ内部統制強化とする風潮にはうんざりする。
勘違いな内部統制強化を推進して身動きが取れない企業がある。
私が担当することになりそうだから困った。
この企業、それなりに名の通った企業である。
しかし、これがひどい・・・とにかくなにをするにも申請・申請・・・・。
運用が回っているならいいのだが、申請と承認の歯車がかみ合わず、
実担当者は自由に動けない。
しかし処理期限は迫ってくる。
最後の頼みにコンサルへのヘルプなのです。
前任のコンサルは、「コンサルタントはヘルプデスクではない」との姿勢を貫いた。
最終的に損害賠償まで口にだした企業側。
やれやれと付き合ったコンサル側。
最悪な企業関係である。
身内に担当させるのは忍びないので、私に回ってきた構図である。
口にしないが、暗黙での「建て直し指令」なのである。
今日はその作戦を頭の中で何回も組み立てては壊し、組み立てては壊している。
どんな角度での言葉にも即座に対応するためには、頭のなかでこういった模擬戦を幾度と無く繰り返す事が必要だからだ。
夕方からの会議・・・。
相手がどう口火を切るか?それともこちらから口火を切るか? それだけで事態はかなり変ってくるのだ。
最終的な議論の収束先(私は「落とし処」と呼んでいる)は、ぶれることのないようにしなければならない。
そのためには、あらゆる情報が必要になる。
例えば・・・会議がどのような状況で始まるか?(いつ?どこで?誰が参加し?どんな議題で?といった情報)を押さえる。
自分達としてはなにを決めたいのか?期限はいつか?どういった選択肢があり、我々はどれが望ましいのか?
会議の成果は、開催前準備で7割決まる。(前職で痛いほど経験した事だ)
開催時間の5分前には着席し、交渉相手を向かい入れる。
相手先に伺うときも同様だ。
開催前に、会議の主導権を握るためには些細なことでも、相手より先を制する心がけが必要だ。
内勤・外勤関係なく、仕事場は戦場。
ましてや会議となればお客様は当然だが、仲間内であろうとも真剣でのしのぎ場なのである。
先を制した者は有利に事を運ぶことが出来る。
これを失する者は、事を仕損じただけに守勢に回ることになる。(苦しい戦いとなるのは必死だ)
勝負は、刀を抜く前・・・「鞘の中で決まる」のだ。
私からすれば、こういった事は経験からくるもので誰かから教わるものではない。
苦境に立ってはじめて理解するのだ。
そういった意味では、前職で内部の会議で先輩や上司にボコボコにされたのは、感謝感謝である。
やはり、こういったことは失って初めてわかるものなのです。
当時は本当に恨みましたからね^^;先輩スイマセン
さて、そんなもの思いにふけりながら、脳内では模擬戦が展開されています。
戦況はかなり厳しいものになりそうです。
ですが、この会議だけが戦場ではありません。
長い長いお付き合いとなるわけですから、極端な展開は逆効果です。
少しづつ修正し、よりよい関係構築が必要です。
のらりくらり戦法で、要所要所を押さえるつもりで挑む事としました。
お客様がどこで噛み付いてくるのかがポイントです。
要所はお客様のための判断であることをいかにしてご理解して頂くか?である。
時間をかけて専心誠意尽くす姿勢を見せる。
でも基本はビジネスライクに!馴れ合いはしません。 これが最重要。
飴と鞭の使い分けですね。
頑張ります。
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