SSブログ

チーム [仕事]

2011.05.16
5月も半ばを過ぎた。
被災地に向けた復興のビジョンが見えない。
おのおの活動はしているのだろうが、この不快感はなんなんだろう?
人の関心はそう長くは続かない(私含め)
放射能汚染にも関心が鈍い。
日本人の無関心さは戦後60年以上経過したときの中で、
筋金入りとなったのかもしれない。

私の所属する組織も例外ではない。
 「自分さえ良ければそれでいいじゃない」
 「余計なお世話はしない方がよい」
そんな輩が急増中である。
自分がその立場になったらどうする?そんな考えが皆無なのだ。
考えるだけ無駄・・・そんな思考が横行している。

呆れるのを通り越して恐ろしくなる。
幸いなのは、私の部下にそんな輩が少ないことだ。
2人程・・・残念な部下がいる。
この2人を再教育しなければならないが、周りのメンバーの動きをみてから考えようと思っている。
なぜなら、彼らがこの新参者の2人を放置するわけがないと思うからだ。

現に本日の会議でひと騒ぎあった。
ある検査を受けるにあたり、私が注意事項を伝えた。
聞き流す2人を他のメンバーが見逃さなかった。
私はそのまま眺めていた。

議論が落ち着くのをひたすらまった。
既存のメンバーにはこの1年近く、課題に対しての思考を指南してきた。
その成果が徐々にだが表れてきた。
私がなにを欲しているのか?新参メンバーにはわからない。
既存のメンバーがそれを教えようとしている。
どこか感情的だから新参メンバーは受け入れがたいのだ。

思考を相手に受け入れやすいように伝えるのは難しい。
こればかりは経験しかない。試行錯誤するしかない。
弊社にはこういったヒューマンスキルを磨く場が乏しい。
システム開発ばかりではなかなかそういった場に出くわさないのかもしれない。

だからあえてそういった課題を会議の場に転がしておく。
誰かが気付き拾い上げどう処理するか考えて行動するまで・・・。

忍耐がいる。
自分で処理してしまえばなんのことはない。
ストレスがたまる・・・でも耐える。

私の上司たちもこんな辛さを抱えていたのだろう。
次は私の番だ。

そう自分に言い聞かせるしかない。
2010_0330_049.jpg


nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

メディアのペン先 [仕事]

2011.04.26
東京は晴天です 少々花粉の飛散が多いような気がしますが・・・

3.11から1ヶ月以上が経過し、
これまで各局報道で大々的に報道してきたものが廃れてきた

原発はいまだ治まらず、東京電力の対応は緩慢化している。
本日の報道では、社員の給与や役員報酬をいくらかカットするとの発表があった

この間に政府と省庁はなにをしているのだろうか?
震災特需と捕らえて税金を上げる?電気料金を引き上げる相談か?
はたまた東京電力の国営化回避の策略を練っているのか?

いぞれにしても、被災地復興へのプランはいまだ見えない。
これが、国家最高機関の姿なのだ。(なんとも情けない)

しかし、一番軟弱なのは報道機関である。

「ペンは剣よりもつよし」

はたして何人の報道マンがこの言葉に正面から向き合えるのか?
往々にして、スポンサーの声に従うがよろしく報道内容にその意思を織り込んでいる。

インターネットが普及し情報インフラが整うわが国では、もう情報規制は不可能だ。
誰かが捕らえた1枚の写真が、怠慢な報道マンの偽りを叩き壊す。

それを知りつつも・・・今だ戦う報道番組を提供できないでいる。

「いったいなにをしているのか?」

メディアのペン先は、真実に向かわなければならない。
それが出来ないなら、報道社などただの拡声器でしかない。
正直に勇気を持っていえば、結果の伴わない局はいらない。

彼らの無関心な質問は、迷惑でしかない。

海外のメディアのほうがよっぽど信頼性が高い。

日本の公用語が英語であったなら、まず不要となるのがメジャーな日本の新聞社だ。
海外メディア報道のほうがよっぽど斬新で、しがらみも無い情報を提供している。

日本の報道に陰りが見える。
本来成すべきことが見えていないのではないか?

ツイッター や インターネットで自由に流れる情報の方が、鮮度がよく信頼がたかい。
高い報酬を得て、なにをしているのか?情けなくはないか?

自分たちはなにを顧客に提供すべきなのか?しっかり考えて行動したらどうか?
どこか、言われたからやる・・・そんな気持ちで活動をしていないか?
君自身はなにをその写真や文章から伝えたいのか?

生きる為に一生懸命な方々に、はずかしくない全力をだして今そのペンを握っているのか?

組織は、右から左とは変わらない。
変わるには、まじ己が変わることだ。
どう変わればよいのかは、己自身の中に答えがある。

思考停止になるくらいなら体を動かせ!汗をかけ!情報は取りに行け!

やるべきことは、どの業界も基本は同じだ。

言い訳は聞かない。結果を示せ!それが己の存在意義だ。
2009_0427_041.jpg



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

こんなにも悲しい時は、やっぱりガッツリ仕事でしょ! [仕事]

2011.03.15

原子力発電所が危機的状況にある。
飛散した核物質は、目に見えない。
沈黙の恐怖。

しかし、こんなことにあたふたしたところで、
被災地の方々に比べたらどうなのよ?となりませんか?

部下もこの数日間で疲弊し、ドロドロだ。

こんなときは、一発パンチの効いた仕事をさせるに限る。
言うなればハンマージョブ(金槌で叩かれるような衝撃のある仕事)である。

部下が従事する部署に3時間をいただけるように手配をすませ。
全員を一同に集めた。
延べ4人。

どれもこれも、腐った魚のような目をしている。

資料を配る。
これは、私がいつか彼らに投げようと少しづつ仕込んだ資料の一部だ。

問題!

とあるPMの悲劇がそこにある。
このPMの身の振り方としてどうあるべきか?を4人で意見をまとめ
400字以内で提示せよ!

なお、発表合わせて所要時間は3時間とする。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

さて・・・部下の反応はいかがか?

全員の目は、さっきまで目を覆っていた白い霞は晴れている。
相当驚愕しているようだ。(衝撃を与えるのに成功!)

「この被災時に」「別の作業があるのに」・・・・etc
まあ、よく瞬時にこれだけの言い訳が出てくる物だと、
一瞬感心したが、すべて切り捨てた。

私の指示は「やれ!」だ。

全員の態度から、「そうでした・・・この人はそうゆう人でした」との諦めが滲み出てくる。
いそいそと検討が始まる。
自然と役割を決め、検討を進める。

私に質問が投げかけられるが、「んーいいんじゃない!」しか答えない。
ある部下は言った「ドラクエの村人みたい」(要は同じせりふしか答えないって奴らしい)

15:00
それなりの発表が成された。

そこからが本番なのだが・・・これは4人の最上位に位置する1人しか気付いていないようだった。
感じた彼は、私の質問がどこから飛んできてもいいように身構えている。
その他は、発表達成に包まれている。

予告も断りも無く、私からマシン銃のように放たれる。
用意できているものは、8割打ち返してくる(まあ合格)
残りの3人は精神的にボロボロ・・・でも頭の中は超スッキリ!

1時間ほどいろいろ話して、各自席に戻した。
誰もが、高い集中力で仕事に励んでいる。

私の狙いどうりに動いて、心地よい。
やっぱり 仕事と人はこうでなくては・・・そう再認識した。
2010_0330_049.jpg
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

去る者 [仕事]

2010.02.24

今月末でまた一人仲間が去る。
まだ20代であるが能力は高いと誰もが言う。
実際仕事をしたこともなく会話もあいさつ程度なので、真偽は定かではない。
私はあまり他人の評価はあてにしない。

中間管理職として、彼より歳を重ね同じく転職を経験した者として・・・
ただ残念ではある。

今は彼の将来に幸あれと笑顔で送ってやることぐらいだ。

振り返れば私には数人の部下がいる。
少なからず彼らもそういった岐路に立つ時がくる。
いずれの判断をしようとも、彼らの人生であるから、私は止めはしない。

私が成すこととすれば、どこにだしても恥ずかしくない者とすることだろう。
間違いなく彼らの履歴書には当社の名前が入る。
まず、そうした時に誇れるように。
そして、実際の職場の中での立ち居振る舞い・発言・仕事の過程や結果。
そういった彼らの名と体を成すさまざまな事を良き方向に評価されるように。
そう、育てなければならない。

立ち居振る舞いは、日々の生活の中の繰り返しが無意識に出る。
組織の管理者はそれを間違いなく見逃すことはない。
面接の場だけいい顔しても間違いなくばれる。
プロをなめてはいけない。

おっと、もうこんな時間だ。
じゃ!また
IMAGE_009.jpg
nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

バイオハザード [仕事]

2011.02.18

私の座席は2Fにあるのだが、
部下の何人かは4Fにいる。
その4Fでは、この2日間に6名がA型インフルエンザを発症・・・
6名の中には私の部下もいる。
機能まあではかわいそうにとおもっていた。

今日になって鼻水が・・・咳が・・・
私も風邪をひいたらしい。

明日にでも検査に行こうと思っているのだが、
病院に行くのが怖い。
たぶん病院の中は細菌のカーニバル状態。
そのなかに弱った私が入ればひとたまりもない。

そう思えるのだ。

いずれにせよ、休んだ部下と話していたので、感染している可能性は非常に高い。

・・・行くしかない^^;

今夜は家族と離れて寝ることにしよう。

皆さんもおからだはご自愛ください。
2010_0330_049.jpg

nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

指導力 [仕事]

2011.02.04
世の中にはスーパースターはいるけど、完全無欠など存在しない。
そしてどんな境遇にあっても等しく等しく時間は経過して永遠に存在することはない。
それぞれに与えられた身に付けた力がある。
どう生かすかは?それぞれに任される。
生かすも生かさないも、自分とそれを取り巻く環境しだい・・・。
だから、本当はだれしもが唯一の存在である。
生きとし生けるものそれぞれにだけ許された事がある。
不遇だと思うも優遇と思うも勝手である。
その先にある「だからなに?」「だからどうする」を問われている。
目先のことに誰もが囚われ、目に見える物事に右往左往する。
もったいない。 私はそう思う。
これから先のことを意識して物事に対処して、望む望まざる結果がおとずれるとき、
そのとおりであることはすくない。
何がしかが違う事が多い・・・私はそれに落胆もするし歓喜もする。
私は人が成長するさまをとても好んで受け入れる。
そして褒めたたえる。
私は思うのだが、人は誰しも褒められて気分を害すことはすくない。
褒める方も気分がいい。
ただ、結構多いのが褒め方を知らない人が多いことだ。
褒めすぎると、有頂天になるなんておもってしまうからなのかもしれない。
叱られてばかりだと褒め方がわからないからなのかな?
私が知る、諸外国の人達はほめ上手だ。
正確には相手の意見を尊重して、そのあとに反論を展開する。
言われた方は褒められた後だから、相手の意見を良く聞く。
これを見てから私は部下を指導する時、全面否定はしないように心掛けるようになった。
正解は正解として評価し尊重し、訂正したい箇所をそのあとに伝える。
指導力はとても大切だ。
指導者の善し悪しで後続である後輩の成長度はかなり変わってしまうからだ。
だからどんなに褒めたたえようとも、私は部下に鬼と思われてしまうのかもしれない。
自分でも思う・・・厳しいこと言ってるなと・・・。
吐いた言葉は自分に返ってくる・・・そして同じものさしで己を計ることになり、判定されるのだ。
こいつの言ってることは正しいのか?
そもそもこいつはできているのか?  とね^^;
日々強烈な指導で成長させて、強固なチームを構築する。
そしてその思想と行動を全面展開させ組織を再構築する。
こうあるべきと組織に言うまい。
言ったところで忘却の彼方に消え行く事が見えている。
叫ぶのも大事だが、目の前の一つ一つをこなして、成長するのみだ。
時間は途方もなくかかるが、結局それが確実で唯一の手段と腹をくくった。
昨日より今日。
今日より明日。
去年よりも間違いなく成長したことを感じて、先を目指す。
ひとりでなく、たくさんの仲間とともに。
2009_0427_041.jpg

nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

景気感 [仕事]

2010.01.26

西武新宿駅 からすぐのドトールにて・・・

寒さが増す今日この頃です。
インフルエンザやノロウィルスが流行りだしたようなので気をつけましょう!

不景気だと煽るマスコミには「芸がないなぁ」と思いつつ。
自分はそうでもないよとも思う。みなさんはどうでしょうか?

確かに採用数は減少傾向にあるし、高齢者は当然増えていく。
年金では、1.8人で1人の高齢者を支える計算だとか・・・。
これを大変だと思うのか?だからなに?そんなのやってやるさ!と思うのか・・・。

私としては・・・やせ我慢でも後者でありたい。

正直、景気感はメディアの誘導に乗せられやすい。

それは、実際の生活の中で相当の時間をメディアに晒している時間が長いからだろう。
もし超多忙でそういったことに費やす時間が少なければ、知る由もないわけで、
そういった感覚にとらわれることなく目の前の仕事に集中するわけで、
メディアの誘導に乗せられる事もない。

要は、何もかもを抱えて前に進む。最高の姿だと思うのは私だけだろうか?

確かにメディアには貴重な情報もあるので一概に無視はできないわけだが、
客観的に受け止めるという資質が必要だろう。

知識は詰め込んで無駄なことは何もない。
どんどん詰め込んで仕事に生かせばいい。
できればそういった視点でメディアも生かしたい。

個人差はあれど、世の中は公平にできている。
めっちゃ稼いでいる人は、相応のリスクと犠牲を受け入れている。
そこそこ稼いでいる人は、そこそこに・・・といった感じだ。

結果、自分も含めてだが、今日もイケイケで生きているか?となる。

弊社の社員でも「あれもない・これもない」と主張だけは一人前だ。
上層部もそんな戯言には耳も傾けない。
そこに大きなギャップがあり、時間の経過とともに大きな隙間が発生する。
この隙間はだれかが埋めなければならない。

この10年あまり、その隙間は「不景気だから」という大義名分で放置され、
あらゆる組織下でしずかに勢力を増す。
私の解釈では、組織の上下分離があるときに大地震のように起こり、
組織に対しての絶対的不信としてマグマのように噴き出し、
様々な形で現実化する。

要は、怒りの矛先を身内に向けてしまうのだ。
私から言わせてもらえば、自己解決を放棄していると断言する。
断言する以上、私は気が付いたらそういった社員を放置はしない。
誠心誠意、その社員が腑に落ちるまで話す。
時には徹夜も辞さず、時には共に課題解決に立ち向かう。

私はとんがった社員が大好きだからかもしれないが、
だれにでも公平を貫く。
時として私ではどうしようもないことも多いから、すべて腑に落ちる事はない。
が、その場合はともに徹底分析して反省し、「じゃあ今度はこうしよう!」と虎視眈々とチャンスを待つ。

すべて私が若いころに上司がしてくれたことだ。
私が加えた事は、かたちは変えても借りは返すということかな・

部下が増えて思うのは、仕事は人が成すもので、プログラムをはじめとする様々なシステムは
その形を変えたにすぎないということ。
結局、唯一の解決は、話し合い・解り合う・譲り合う・補い合う・・・・
そういった日本人が本来備えてきた世界に類を見ない「思い遣り」だと
私は思う。

自分さえ良ければいい。
そんな輩はいつか滅び、味気ない人生となる。
個人差はあれど、諸先輩方の凄さ、先人の英知をまざまざと見せつけられ、
打ちひしがれて知るときが来る。

後輩諸君が、そのときどうそれらのメッセージや出来事を受け止めて
自己解決し立ち向かっていくかが勝負だ。

きっとその雄姿は誰かが見ているし、評価もする。
間違いなく、自分自身の歴史となる。

時間がない、やり方がわからならない・・・などと逃げずに立ち向かえないだろうか?
やらなければならないと気付き、自分が出来るならやるべきではないか?
これは、若者に述べているのではない、すべての人に訴えている。

一人ひとりの所業は本当にわずかなものだ。
その想いと行動を束ねたら、それは流れとなりうねりとなり、後に大河となる。
だれも止められない時代の流れとなる。

私は昭和の男だ。
祖父が親族から明治の男と呼ばれて畏怖尊敬されたようになりたい。
私はまだ祖父の人生の半分の時も生きていない。
まだまだだ・・・。

今日も全力で行く。
2009_0427_041.jpg



nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

角度 [仕事]

2011.01.25

今朝もかなり冷え込んだ東京。
幸先悪く、西武新宿線は遅れていて、車両内にずいぶんながく軟禁状態となった。
誰もがイライラしているのだろうが、車内はシーンと静まり返っている。
世界広しといえども、こんなに辛抱強いのは日本人だけだろう。
角度を変えると、少々自分を殺しすぎな感もいなめないが・・・。
かくいう私も黙って耐えるほうなので、強いことは言えない。

仕事のなかでは様々な人がかかわる。
一人で成すべきことはあっても、最初から最後まで全部ということはまれだろう。
私は、今の歳になって物事には逆の意見が存在しそれを聞き入れるだけの余裕を
やっと身に付けた。
少々 遅い感はあるが、それでもよかったと思っている。

お客様と話す機会が多いだけに、気分を害さないように同意する機会が多い中で、
あえて逆のことを話すように心掛けている。
これを、リスク回避と受け取る人もいれば、天邪鬼な奴と罵る方もいる。
わたしはそれはそれでよいと思っている。

様々な人が真剣に物事を成そうとする。
その方向性が一致しているのであれば、言うべきだ。
黙っていては何も伝わらないのだから。

誰かが自分に向かって発信している。
それを受けたら反応すべきだ。
受け手がどう取るかを心配しないで、正直に覚悟をきめた持論を出せ!だ。
まあ、私の場合はだけど。

覚悟を決めた発言には、どうしても裏付けが必要だ。
それは、データであれ経験であれ様々だろう。
様々な角度で考えればいい。

そこで、面倒だ・大変だ・なんで俺が・なんで私が・・・と思考を止めてはいけない。
思考を止めづに考え抜いて返答した時にきっと自分の中に残るものがある。
後に、期待していなかったギフトが返ってくる。
それは、経験であったり感謝であったりといろんな形で帰ってくる。

一方だけで考えない思考を手にしたら、それはとてつもない力となる。
どんなにプログラミングが優秀でも、口が達者でも生かさなければ、それは無いと変わらない。
世の中はとても正直な世界だ。

世の中のために役に立つ人間は、時間の経過はさておき必ずその人材を登用する。
たとえそれが5体満足でなくてもだ。
経験は生き抜く事においてとても重要だ。

胃がキリキリ痛み、青ざめた表情となり、眠気も吹っ飛ぶ緊張感の中を潜り抜けた者にしか
知りえない世界。
ドロドロとした思惑の中で、先が見えない暗黒のような状況を、
それでもけなげに精進した日々は、かならずギフトとして己に幸を与える。

ひとはとても強い。
反面ではかなくももろい。
不思議な生物だ。

だからおもしろい。
IMAGE_007.jpg

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

成長 [仕事]

2011.01.20

私たちはそのほとんどが何かを意識的に、時に無意識に学んでる。
根本は、生きながらえることが本能的にあるからだろう。
幸いにして、日本はいまだそのほとんどの国民が衣食住に恵まれている。
これは、戦後焼け野原からの奇跡の復興の恵みが基礎根底にある。
過去であったとしても、私たちの諸先輩方はバベルの塔を作るがごとくに
経済という世界で覇権を目指した。
たとえ経済バブルという狂気に入っても・・・その愚かなまでの想いは変わらなかったのだが・・・・。
その時々の評論家はまるで預言者のように言いたいことを言う。
政治家や官僚は、かき集めた税金の使う方だけに躍起になっている。
なんら責任も負わずにだ。
足の引っ張り合いに終始して、いざ政権を持ってもまともに機能しない。
あえて言えば彼らは成長していない。
どんなに知識や技量があっても生かさなければそれは意味がない。
意味がないということは存在価値がないということだ。
要は、いらない・・・となるわけだが、そんな残念な人がいる。
もっと残念なのは本人がそれに気づいていないことだろう。

毎朝はやくから元気に店をあけて、大きな声であいさつする商店のおじさんのほうが、
よっぽど世の中に貢献している。
はたから見ても彼の人生は輝いているとおもう。
収入の格差ではない。
人生の輝きだ。
猛々しさ、誇り、という観点から言えば、町の商店のおやじさんのほうが断然位が高い。

かく言う私もつまらない拘りなどで気が沈むことがあるが、
毎朝、このおじさんを見て我に返る。
私を幼いころを彼は知っているからだろう、声をかけてくれる。
「おはよう!」
「おはようございます!」
「おじさん今日も元気っすね!」
「おーあたりまえだろう!元気なくて店なんかやってられるかよ!」
「お前も元気出して戦ってこい!」
「はい!いってきます」
「おーいってこい!」

こんなやりとりだ。

つたない毎朝の会話だが、気力がみなぎってくる。
さっきまでの自分が小さく思えて、今日もいける!やってやる!そう思える。

冷静に考えると、人は単純だ。
少々の会話だったり、視点を変えて立場を変えてみたら世界観が変わってしまう。
ある意味、後ろ向きな思考を前向きに切り替えられる。

どんなに困難で面倒なことでも、逃げずに立ち向かったとき、
たとえそれが臨んだ結果でなくとも、素直に受け止められる。
自分は逃げなかったと思えるから、必死にやっているからストレスを感じない。

誰もが逃げることに立ち向かう時、それは絶好の機会だ。
誰も経験していないことを経験できるのだから。

今日も単身で親会社に向かう。
炎上したプロジェクトを早々に鎮火し軌道に乗せるように密命を受けたからだ。
しかし、身分は協力会社のいちメンバーである。
時間はあまりない・・・。

困難の向こうになにがあるのか?まだ見えないが、あまり不安はない。
幾度も越えた山だからだろう。
不謹慎だが、まだ知りえぬ困難な課題に私的にはわくわくしている。

このくらいクレイジーなほうが仕事ははかどる。

会議開始10分前には坐していないと落ち着かないので・・・そろそろ会議室に向かう。

LET'S JOB!
IMAGE_009.jpg

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

最優先 [仕事]

2011.01.07
本日の東京は冷える・・・ここ2日間ばかし急に冷え込んできた。
冬だな・・・と感じる。

新年はとっくに明けた。
自分的には、あまり去年と新年の境目は感じられない。
まだまだやるべきことが積算している。
頭の中はクリアーなので苦ではない。
 
最近、「それは私が2日以内にやります」 といったコメントを部下が吐くようになった。
去年まで噛みついてきた者たちまで・・・・

いったいどうしたんだ?と思ったら。
今年の計画表がオープンになり、私の計画表をみんなが読んだらしい。
そう 弊社は全社員が今年の計画を前年に提出する。
しかも各自の計画書は、全社員にフルオープンになる。
当然 社長も書くし新入社員も書く。 例外はない。

私が最優先で掲げたのは、滅私である。
それを、部下が読んで各々が判断して行動に移したようだ。
皆が皆、いい顔つきだ。

私は各自のプライベートを大切に扱う。
それは、仕事は大切だが、それが全てではないと思うからだ。
仕事以外にもっとやることがあると自覚してほしいのだ。
1日の生活の中で、今日をどう生きて明日につなげ、未来を描くのか?
健全な毎日を送ってほしいのだ。

幾重にものぼる選択を乗り越えて、各々成長していく。
せっかくこの広い世界で奇跡的に同じ仕事をするのだ。
1度しかない人生なら、充実するに越したことはない。
せっかくなら、大きなことをしよう。

本当にそう思う。

私は基本的に思うことは伝える。
だから、部下にもはっきりものを言う。
微塵も媚びるつもりはない。
私は二言目には言う・・・ここは学校ではない・君はプロでアマチュアではない・明日の君は過去から今日にかけての君の判断と行動によって得られるのであって誰かのせいではない。

久しぶりに祖母の声が蘇る。
「少々の辛抱の積み重ね、それが幸せの秘訣なのよ」

少々の辛抱とは、どれほどのものなのか? 彼女の半分も生きていない私。解が得られるわけもない。
言葉で伝えなければ気が済まない性分・・・私は祖母の気質を強く受け継いでいるようだ^^;

世の中は、ひたすら生産の時代から、多大な労力を費やして変革を目指す。
日本も例外ではない。
世の中は間違いなく私たちが担っている。
あまりにも大きいから実感がわかないだけだ。

政治家も官僚も経営者も、所詮私たちと同じで一人では何もできないのである。
何事にも真っ向から正直に力いっぱいに挑む。
そんな1日を過ごせたなら、間違いなくその日は勝者だ。

自分は今日をしっかり生きたか?
明日は何をなすべきか?

それが明確であれば、迷いは消える。
自分の人生に集中しよう。
IMAGE_009.jpg



nice!(3)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。