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見えないGOAL [仕事]

22歳で就職して15年以上の歳月が過ぎた・・・まだまだ到達点は見えない(当然か^^;
いま某プロジェクトに組み込まれて、顧客と共に格闘している。
格闘していると言っても、サポートする立場なので協力できることはしれている。
顧客側はひたすらに焦っている。
プロジェクトマネジャがあせっているのだから仕方がない。
本来であればどかっと座っていたらいいのだけれど・・・これが間反対によく動くのだ。
動くだけならまだいいのだが、どこにでも首を突っ込んでくる。
しかし、よくもわるくもその場で判断するから、最悪の事態を免れているのかもしれない。

誰もが一生懸命である。
だから支援の手も抜けない^^;
みえないGOALをメンバー全員で追い続ける。

このプロジェクトはかなり危険な状態にきている。
メンバーのモティベーションだけで支えていると言っても過言ではないだろう。
手探りで闇雲に作業する。(私はそんな状況を見ると悲しくなる)

しっかりしたマネージメントができていたらこんな事態にならなかったのが、常駐して3日目でわかってしまう。
なんとも悲しい。
こうなるとメンバーは思い思いにひた走る。
的を得たダッシュであるならいいのだが、計画が杜撰だから何回も引き返すことに遭遇する。
疲労は嵩むし、それ以上に焦りが高まる。

スピードが高まると車と一緒で誰もが視界が狭くなるのだ。
事故が起きるのも不思議ではない。

我々は増援部隊である。
彼らと同等のスピードを要求されるが、あえてその期待に応えないでいる。
今はなによりも成果が必要なのだ。
間違いのない作業と成果。
その積み重ねが本当のスピードなのだと気づいてもらわなければならない。

きっと反感を買うだろうが、あえて嫌われ役に徹する。
得てして部外者に敵意を向けたいのだから買ってでた。
案の定、顧客は食いついてきた。

私をぐうの音も出ない状態で仕事をさせようと躍起になっている。(それでいいのだ)
間違えの無い仕様を用意しないと私は作業しない。
間違えの無い仕様を用意すれば、精度の高い仕事が出来る。
それが今の顧客には必要なのだ。(現場が紛糾するときいいかげんな仕様は捨てる!これが鉄則だ)

たくさんいるメンバーのなかで、私の戦略に気づいたものが数人いるようだ。
全員女性なのが不思議なのだが・・・。
この顧客は女性のセンスがすばらしい。(私として彼女らをうまく伸ばしてあげたいと思っている)

私は、話すたびの「この仕事のGOALは?条件は?」と問いただす。
男性人はいらいらしていてなかなか答えが出せない。(まあなれてもらうしかない)

来週はどんな顔色で彼らが私と対面するのか?期待している。
それだけの宿題を与えておいたのだ。

この会社のこの部署は、あと3年でかなり優秀な人間が育つだろう。
やはり苦境に立たされた(経験した)人間は伸びる!

彼らはGOALを見出せるだろうか?  来週が楽しみだ!

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タグ:GOAL 仕事
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