回復力 [環境]
西洋医療が発展の一途をたどり、数々の難病を克服し我々は長寿を手に入れた。
しかし、昨今の人間は回復力の低下が認められるという。
漢方医学の立場から見ると、食事・生活習慣・自然環境・ストレスと様々な要因が複雑に関与し
その影響を受けた結果によるものが多いという。
この要因を以下の2つに分けるらしい・・・
外因と内因だ。
まず外因!!
季節や天候変化が体に与える影響が昔と今とでは変化している、
例えば・・・、夏であってもクーラーで快適な温度とし、
冬はヒーターでこれまた快適な温度の中で生活する。
昔より、現代人は体温変化に弱くなり、移動においては歩行を極力減らして、
荷物も極力軽い物だけにしてしまうため、体力も筋力も著しく低くなる。
これでは、外因変化に耐えうる免疫力も体力も無いのだから、
ウイルスや細菌に襲われるなどすればたちまち体調を崩す確率が高くなるのは当然かもしれない。
つぎは、内因!!
人間関係のストレスや、喜怒哀楽の感情を指すのだが、
核家族化の進行、女性の職場進出、コンピューターの導入で企業、行政の管理も複雑化と将来への不安。
そんな事が感情(心)に影響を与え、回復力に大きく作用する。
外因・内因のどちらも、バランスが崩れると大変なのは分かる。
しかし、どうすればいいのか?
これは持論なのだが、まず話すことだと思う。
相手は誰だって良い。(上司・仲間・友達・医者・犬・鳥・魚・空etc・・・)
今の感情を吐き出すことが大事だと思う、話すのが苦手なら書き出す事だと思う。
当然、医者にかかるのがいいと思うけど、それが嫌だったり時間が無かったりするよね。
とにかく抱えないことが一番だと思う。
自分に一番合った気分転換(回復)方法を見つけて、その種類が増やせたら、かなり強い心と体を手に入れて
それこそいろんな事に挑戦できるのではないか?
はっきりいって、現代の人間は軟弱だと言われるのは非常に癪に障る。
進化していると言わせたい!思わせたい!
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